1/6スケールの衣類製作

着せ替え人形に関する話題を扱っています。

喪服

和装の喪服に初挑戦しました。
同じ素材を使用した、白と黒の2点です。

体の曲線に合わせた、立体的な仕立てのツ-ピース式です。
本物の和服とは、かなり違う構造ですが
全体的に和服のように見えれば、という考えで作りました。

Mourning_kimono_a.jpg

身生地は梨地ジョーゼット。
帯は観世水文様のシャンタンです。

Mourning_kimono_b.jpg

和装の喪服を作るにあたって、一番の難関は「家紋」です。
最終的に、実際に使ったのは
直径3㎜のハトメポンチで抜いた「フロッキーシート」です。
このくらいの大きさが、リアルな比率に近いと思います。


初めのうちは、ちゃんとした家紋を入れるつもりでした。
有名な武将などの家紋は特定のイメージが強いから避けて~
珍しくてカワイイ家紋は面白いけど身分や職業が限定されるから避けて~
いっそシンプルで家紋に見えそうなデザインを自分で考える?→大抵すでに実在する
じゃあレンタル喪服に多い「桐」にしようかな?
…など延々悩んだ挙句に「下り藤」の家紋をアイロンプリントで作ってもらったのですが
小さすぎて、きれいに貼れず、断念しました。

Mourning_kimono_f.jpg

これは直径5㎜程度です。
なぜ下り藤かと申しますと、わたくしkisakinoの家紋だからです。
それっぽいのなら何でもいい、くらいに最初は考えましたが
いろいろ見ていくうち、どの家紋にも由来や意味があると知り、
適当に決めることができなくなり、思考停止した着地点がここでした。

結局は使えなかったのですから、徒労だったわけですが
家紋を調べている時間はそれなりに楽しかったのです。


白い方は紋なしです。

Mourning_kimono_c.jpg

数珠は、プラビーズと、アジアンコードをほぐして作ったタッセルです。
この数珠がまた厄介で、今まで知らなかったのですが、
宗派によって違うらしいのです。
でも、各宗派の数珠を見比べてもルールがイマイチわからず
結局、宗派に関係なく使える「略式」に落ち着きました。


帯結びは「一重太鼓」です。

Mourning_kimono_d.jpg

喪服の帯は一重太鼓だった記憶がありましたが、作ってから不安になり
あとで調べたところ、やはり一重太鼓で正解でした。
二重太鼓は「不幸が重なる」ということでNGなんですね。


クラッチバッグはモアレ柄ジャガードです。

Mourning_kimono_e.jpg

以前つくった型紙をそのまま使いました。

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「過去のバッグ画像」
この記事の一番上にあるピンクのバッグがそれです。





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